9月になりましたが、まだまだ暑い日々ですね。旧車乗りの方々は中々ご愛車に足が遠のいているかと思います。。
10月半ばには涼しくなるといいのですが!
今回はベンツ R107 560SLのボンネットインシュレーターを交換しました。
80年代後半の車ですから、インシュレーターはボロボロです。
W124やW201 190Eなどとは違い、ボンネットの範囲が狭いのと、インシュレーターが2分割されているため、今回は車体から取り外しての交換を行いました。Beforeの写真がなく、早速剥がした状態です。写真左側の狭い範囲と右側の広い範囲の2つのインシュレーターになっています。
ここの作業で驚いたのですが、ボンネットを外す際2人がかりで覚悟しながら取り外しましたが、思ったより軽量だったんです!まさかのアルミ製なんですね。この時代からアルミを使うなんて、コストもかけていることはもちろん、やはりスポーツラグジュアリーのスポーツ性をきちんと考えていたんだなと実感致しました!
無事に接着し、綺麗に張り付いたので、ボンネットを車体に取り付けて行きました。
やはり新品は気持ちがいいです。ここが綺麗になると程度バッチリな車って感じがします。
ボロボロしていて、ボンネットを開けるたびにカスが出てくるなんて、ちょっと気分が良くないですよね...
低年式高年式問わず、ご相談には乗れますので、お気軽にお問い合わせください!
お車のお困りに少しでもお役立てさせていただきます!
W124 500Eのレベライザー関係のメンテナンスで入庫です。レベライザーというと、ライト関係?と思う方もいるでしょうが、この年代のベンツの場合は鬼門のハイドロショック。レベライザーショックのことを言います。この年代から上級グレードは油圧制御だったのも今思うとすごいです。190E 2.5-16 エボリューションは4つ全てレベライザー...恐ろしいような。
今回はその要の一つ、アキュームレータを交換します。パーツは純正品。まだ出る純正品に感謝ですが、そろそろレベライザー関係の部品は生産終了の雰囲気でしょうか。油圧ショックはもう生産終了です。
油圧ショックから漏れるケースもありますので注意です。アキュームレータの故障は油圧制御できないことになりますので、かなり突き上げる乗り心地になります。
交換後は本来の乗り味に戻りました♪
普段はネオクラシックなW124や、比較的新しいW204、W205、W213、その他国産車などの車が多い弊社ですが、空冷VWにも精通しています。
今回は65年式Type-1の整備を行なっております。
車検整備ですね。普段から乗られている車両ではないので、消耗品はほとんど減っていない車体ですが、リフトアップしてきちんと確認を行います。
まず車検を通すにあたって、ビートルはノーマルですとボディとメッキのバンパーの間が4cmから5cmあいています。
車検基準では20mm(2cm)以内が保安基準となっており、ノーマルなのに車検に落ちてしまいます。
そのため、車検を通すにあたって加工して、車検の時だけボディ側に寄せられるようにします。車検取得後は元に戻せるようにきちんと細工します!
加工したものでボディ側に寄せました。大体1cm程ですので、車検基準に適合します。
古い車ですので、ヒューズや配線、ライト周りも念の為外して接点清掃を行います。接触が悪くなっていることがよくあります。
このようにしてビートルは車検を取ります。
お客様の乗り方や状態に合わせて、整備も行います。
オイルに関しては、粘度が高いものを推奨しています。
クラシックミニでも使われますが、20W-50等です。
クラシックカーもある程度のお車は扱い可能ですので、ご相談ください!!