今回は190Eのヒーターコア交換です。
水回り関係は、近年トラブルが増えています。年式によるものも大きいですが、そもそも日本の気候や環境に適応していないのも要因となっているかと思います。
室内側から漏れる場合と外から漏れる場合がありますが、冷却水なので、漏れはすぐにわかります。
ヒーターコアは、室内側ダッシュパネル(インパネ)を外してアクセスします。
早速バラしていきました。
短時間で済んでいるようで、地味に手間が掛かっております。日本車と違い、あちこちにネジやピンがあり知恵の輪と戦っているような感じです。
そしてヒーターコアを摘出。これはひどい状態でした。海底にでも眠っていたような雰囲気です。
どこかでシーリングしていたのでしょうかね。
上が新品のヒーターコア、下が元々の古いヒーターコアです。
新品もフィンが若干凹んでいますが、流石に綺麗です。残念ながら純正品は供給終了です。(2025年7月時点)
実は190Eのヒーターコアは別車で昨年も実施したのですが、やはり昨年も純正はありませんでした。部品見積もりをしていないタイミングで少量再販しているかもですが、望み薄ですかね。少量でも毎年純正を作って欲しいものです。とは言え、社外でもあるだけありがたいです。アメリカのブランドでした。
そしてインパネを組み付けていきましたが、ついでの作業で、ブロアモーターの油差しとエバポレータの洗浄を行いました。
ブロアモーターは取り外して、点検。
まだ使えそうですが、また音が鳴るようでしたら交換になりますかね。
エバポレータはエアクリーナーがないため、かなり汚れております。 この汚れや埃が風量や冷えを悪くします。
洗浄後は流石に風量が強くなりました。
大変な作業で夏に実施するのは過酷な物です。
お困りのご愛車、ぜひご相談ください!
GFCオートサービス